【金持ち思考にシフト】貧乏人が薄着なのはお金がないからじゃない論

ある時、私は気が付いた。

 

【貧乏人は薄着】

 

この記事の目的は、貧乏について考え、そこから抜け出す方法を見出すことだ。

 

今まで間近で見てきた貧乏人と金持ちの違いをヒントに、金持ちになる方法をまとめたい。

 

◼︎貧乏人と金持ちの違い

 

貧乏人は薄着だ。

服を買うお金がないからだ。

だが問題はそこではなくて、そこに辿り着くまでの思考と行動にある。

 

私自身、貧乏コンプレックスを抱えている。

 

ただ、幸運にも学生時代からの友人や交際相手、その他関わってきた人には金持ち思考の人が多かった。

 

反対にとてつもない貧乏人も何人かいた。

 

対極的な彼らと過ごすことで、図らずもその違いを観察することができた。

 

◾︎金持ちの布団が暖かいのはお金があるからではない

これまでの考察の結果、金持ちの布団にはもこもこの羽毛布団に加え毛布が2枚以上敷いてあり、しかも分厚い。

金持ちの着ている上着は、暖かい。

冬に寒そうな服を着ていることは、絶対にない。むしろ暑いだろというぐらい重ね着をしている。

 

それに気がついた時、私は初めて「あ、うちは貧乏だったんだ」と格差を突きつけられたような気がした。

そしてこの金持ちの共通点が見えた時、なんだか納得がいった。

 

彼らは何にお金を使えばいいのか、心得ているだけなのだ。

 

これに気付いてから、今度は貧乏な方に目を向けてみた。

 

すると、面白いほどに貧乏人の布団は薄かった。

冬でも薄着で、上着を持たないことも。しかもそれが異常だと気付いてすらいないのだ。

 

私はそれこそが貧乏から抜け出せない思考の中枢だと思う。

 

所得が下がるほど喫煙率が高いというデータがあるように、貧乏はお金の使いかたを知らない。

何にお金を使えば幸福感や充実感を感じられるのか、知らない。

 

だから冬にガタガタ震えながら、無駄に寿司屋で食事をおごったりするのだ。

だから朝まで飲み明かした挙句、友人に金を借りて食いつなぐしかないのだ。

馬鹿げた話だが、これが私が見てきた貧乏人だ。

 

大げさに聞こえるかもしれないが、貧乏人の行動パターンはだいたい同じだ。

金持ちには金持ちの行動パターンがある。

 

今の私なら助言できたかもしれない。

「寿司の前に上着買えよ。」

 

もし彼らが寿司屋やバーで使った数万円を上着や暖かい毛布を買うことに使う思考を持っていれば、少なくとも貧乏からは抜け出していただろう。